潰瘍性大腸炎と「イムラン」(アザチオプリン)

免疫を抑制して炎症を抑える「イムラン」(アザチオプリン)

イムランは、ステロイド依存性のクローン病の緩解導入および緩解維持、ステロイド依存性の潰瘍性大腸炎の緩解維持に用いられる薬です。

 

イムランは、一錠あたり139.9円の薬です。

 

免疫を抑制して、炎症への反応を抑えます。

 

イムランは、核酸合成を阻害することにより免疫抑制作用をあらわします。

 

免疫調節剤にはいくつか種類がありますが、イムランとロイケリンは同じ系統の薬剤です。

 

服用されたイムランが、体の中でロイケリンの成分に変わり、最終的にこのロイケリンがさらに様々な酵素によって分解され、分解された有効成分が炎症を抑えると考えられています。

 

イムランは錠剤ロイケリンは粉薬です。

 

イムランで副作用が出るのにロイケリンで効果が出る場合、またその逆の場合もあります。

 

 

体内に侵入してきた異物を認識する働きを持つ活性化T細胞や、体内で抗体を産生するB細胞といった免疫細胞の増殖が抑制される<ことから、免疫抑制機能を示します。

 

知恵袋に、イムランとプレドニンを併用してだるいという相談があります→こちら

 

筋炎治療で、プレドニン20mgとイムラン75mgを一年ほど服用しています。

 

ムーンフェイスの副作用が出てきています。
後、からだがだるく、何もする気がありません。医師に言っているのですが

 

「しんどいという副作用は聞かない」と言います。

 

でも、本当に倦怠感がひどいです。

 

薬の副作用ではないのでしょうか?

プレドニンはステロイド薬、
イムランは、免疫抑制剤です。

 

プレドニンの副作用に、ムーンフェイス、倦怠感、疲労感、だるい、精神変調,うつ状態があります。

 

イムランの副作用にも、全身の倦怠感、疲労感、だるい、という副作用があります。

 

●肝機能障害&脱毛の症状・・梨梨瑚の日記さん

 

●白血球数が下がりすぎて3100とギリギリの値になった方・・パンツ日記さん

 

 

それから、イムランとプレドニンを服用中は免疫力が落ちています。
(薬で免疫力を落としている状態です)

 

卵や刺し身、しっかり焼いていない肉などは避けましょう。

 

生肉や生卵、牛や鶏の消化器内には、サルモネラ菌が生息していることがあります。

 

免疫力が弱っている方、幼児やお年寄りが食べると下痢、高熱などが出ることがあり、
血液に入ると敗血症で死亡することもあります。

 

以下はイムランについての
副作用や警告、飲み合わせなどの情報です。

 

潰瘍性大腸炎に関するイムランの効果・効能

【潰瘍性大腸炎に関する、イムランの効果・効能】

 

ステロイド依存性のクローン病の緩解導入及び緩解維持並びに
ステロイド依存性の潰瘍性大腸炎の緩解維持

 

イムランの警告・禁忌・慎重投与

【警告】

臓器移植におけるイムランの投与 臓器移植におけるイムランの投与は、免疫抑制療法及び移植患者の管理に精通している医師又はその指導のもとで行うこと。
治療抵抗性のリウマチ性疾患 治療抵抗性のリウマチ性疾患にイムランを投与する場合には、緊急時に十分対応できる医療施設において、本剤についての十分な知識と治療抵抗性のリウマチ性疾患治療の経験を持つ医師のもとで行うこと

 

【禁忌】(次の患者には投与しないこと)

イムランの成分又はメルカプトプリンに対し過敏症の既往歴のある患者 イムランの成分又はメルカプトプリンに対し、過敏症の既往歴のある患者には投与しないこと
白血球数3000/mm3以下の患者 白血球数が更に減少することがあるので投与しないこと
フェブキソスタット又はトピロキソスタットを投与中の患者 骨髄抑制等の副作用を増強する可能性がある。
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと

 

リンパ球に染色体異常を有する児が出生したとの症例報告がある。

 

イムランを妊娠期間中に投与された婦人(特に副腎皮質ステロイドを併用した場合)において、早産及び低出生体重児の出産が報告されている。

 

両親のいずれかへの本剤投与に引き続き、自然流産が発現したという報告もある。

 

また、動物実験(ウサギ、ラット、マウス)で催奇形性作用が報告されている

 

【慎重投与】(次の患者には慎重に投与すること)

 

骨髄機能抑制のある患者 骨髄機能を更に抑制するおそれがある。
感染症を合併している患者 免疫能を低下させ、感染症を増悪させるおそれがある
出血性素因のある患者 骨髄機能を抑制し、出血傾向を増悪させるおそれがある。
肝機能障害又は肝炎の病歴のある患者 肝機能障害の発現・増悪又は骨髄機能抑制があらわれるおそれがある
腎不全のある患者 骨髄機能抑制があらわれるおそれがある
水痘患者 致命的な全身症状があらわれるおそれがある。

アロプリノールを投与中の
患者

骨髄抑制等の副作用を増強する。
併用する場合には、本剤を通常投与量の1/3〜1/4に減量すること。

 

イムランを併用してはいけない人、併用に注意が必要な人

【.併用禁忌】(併用しないこと)

 

【生ワクチン】乾燥弱毒生麻しんワクチン乾燥弱毒生風しんワクチン経口生ポリオワクチン乾燥BCG 等 免疫抑制下で生ワクチンを接種すると発症するおそれがある。
フェブキソスタット(フェブリク)

トピロキソスタット
(トピロリック、ウリアデック)

骨髄抑制等の副作用を増強する可能性

 

【併用注意(併用に注意すること)】

 

アロプリノール

骨髄抑制等の副作用を増強する。
併用する場合には、イムランを通常投与量の1/3〜1/4に減量すること。

ワルファリン

抗凝血作用が減弱することがある。
併用する場合には凝固能の変動に十分注意しながら投与すること。

不活化ワクチン B型肝炎ワクチンインフルエンザワクチン等 不活化ワクチンの作用を減弱させるとの報告がある。
細胞障害又は骨髄抑制作用のある薬剤(ペニシラミン等)

骨髄抑制が起こるおそれがある。
各薬剤とも骨髄機能抑制作用が報告されている。

カプトプリルエナラプリル 骨髄抑制が起こるおそれがある。
アミノサリチル酸誘導体メサラジンサラゾスルファピリジン等

骨髄抑制が起こるおそれがある。
併用する場合には、本剤の減量を考慮すること。

リバビリン

骨髄抑制が起こるおそれがある。
併用する場合には、本剤の減量を考慮すること。

メトトレキサート

6-MPのAUCが上昇するおそれがある。
併用する場合には、適切な白血球数を維持するよう用量を調節すること。

 

イムランの副作用

【副作用】

 

【 重大な副作用】

 

次のような症状があらわれることがあるので、投与
初期は1 〜 2 週間ごとを目安に、その後も頻回に検
査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた
場合には減量又は投与中止し、症状に応じて適切な
処置を行うこと。

 

@ 血液障害

再生不良性貧血、汎血球減少、貧血、巨赤芽球性貧血、
赤血球形成不全、無顆粒球症、血小板減少、出血

A ショック様症状 悪寒、戦慄、血圧降下等
B 肝機能障害、黄疸  
C 悪性新生物(ガン) 悪性リンパ腫、皮膚癌、肉腫、子宮頸癌、急性骨髄性白血病、骨髄異形成症候群等
D感染症

肺炎、敗血症があらわれることがある。また、B型肝炎ウイルスの再活性化による肝炎やC型肝炎の悪化があらわれることがある。

 

投与初期は1 〜 2 週間ごとを目安に、その後も頻回に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量又は投与中止し、症状に応じて適切な処置を行うこと。

E進行性多巣性白質脳症(PML) 進行性多巣性白質脳症(PML)があらわれることがあるので、イムランの治療期間中及び治療終了後は患者の状態を十分に観察し、意識障害、認知障害、麻痺症状(片麻痺、四肢麻痺)、言語障害等の症状があらわれた場合は、MRIによる画像診断及び脳脊髄液検査を行うとともに、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
F間質性肺炎 発熱、咳嗽、呼吸困難、捻髪音、胸部X 線異常、動脈血酸素分圧低下等を伴う
G重度の下痢

クローン病又は潰瘍性大腸炎患者へのイムランの再投与により重度の下痢が再発し、イムラン剤との関連性が疑われた報告がある。

 

イムラン投与中に下痢があらわれた場合にはイムランとの関連性も考慮に入れ、必要に応じ投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

Hその他の副作用

皮膚・・発疹&血管炎

 

腎臓・・腎機能障害

 

膵臓・・膵炎

 

消化器・・食欲不振、悪心・嘔吐、下痢

 

循環器・・心悸亢進

 

全身症状・・全身倦怠感、筋痛、関節痛、発熱、悪寒

 

その他・・脱毛、口内炎、舌炎、めまい

(イムランの添付文書より)