潰瘍性大腸炎の合併症

潰瘍性大腸炎の合併症

潰瘍性大腸炎 合併症

潰瘍性大腸炎で炎症を起こすのは、大腸の粘膜だけで、
その他の消化管には、ほとんど炎症は起きません。

 

そこが、同じ炎症性腸疾患でも、クローン病とは違うところです。

 

けれども、「腸管外(全身性)合併症」といって、腸とは関係のない関節や眼、
皮膚などに障害が起きることがあります。

 

また、腸管そのものに合併症を起こす「局所合併症」もあります。

 

局所合併症

腸管そのものに合併症をおこしているものを、局所合併症と言います。

ポリポーシス・・腸管にポリープがたくさんできる。
大腸全体に多数(通常100個以上)の腺腫が発生し、放置すると大腸がんを高率に合併する遺伝性の病気です。

がん性変化・・長期にわたって緩解と再燃を繰り返すうち、一部にがんができる可能性

大腸の狭窄・・腸管が狭くなる
腸管内腔が狭まった状態のことです。
腸管の悪性腫瘍・腸結核・腸癒着などで起こり,鼓腸・嘔吐・腹痛などの症状があらわれます。

中毒性巨大結腸症・・中毒性巨大結腸症は数日間で大腸が膨張する、命にかかわるまれな疾患です。
中毒性巨大結腸症が起きると、大腸は急速に膨張します。 この疾患の症状は突然あらわれ、腹痛、腹部の膨張(膨満)
腹部圧痛 、発熱 、速い心拍、ショック 、血性下痢、頻発する下痢 、痛みを伴う排便を伴うことが多いです。

 

腹痛、腹部の膨張(膨満) 腹部圧痛 、発熱 、速い心拍、ショック 、血性下痢、
頻発する下痢 、痛みを伴う排便の症状が発生した場合、病院で治療受けることが必要です。

 

中毒性巨大結腸症の治療には、通常手術が行われます。中毒性巨大結腸症を発症した場合は、入院が必要です。
適切な治療を受けられた場合には、長期的な展望は良好ですが、
結腸の穿孔や 敗血症などの合併症が発症した場合には、長期的な展望はよくありません。

その他の局所合併症
膿瘍(のうよう)・・膿のかたまりができる。
穿孔・・腸壁に穴があく

腸管外(全身性)合併症

腸とは関係ない、関節や眼、皮膚などに障害がおこることを、
腸管外合併症
と言います。

関節炎・・もっとも多くみられ、
ひじ、ひざなど比較的大きな関節が、
病気が活動的になるとともに悪くなることがある。
患者の約10 %にみられる症状です。

 

皮膚症状・・ビタミンの欠乏から口内炎ができたり、
しこりのある赤い発疹(結節性紅斑)がみられたりする。

 

眼症状・・虹彩炎(こうさいえん)、ブドウ膜炎
結膜炎など。

 

肝機能障害

 

腎障害

 

うつ傾向、不安など