大腸ガンの予防法

大腸がんの予防法

大腸だけでなく、食道にしても胃にしても、
消化器系のガンは、食生活と大きな関わりがあるといわれています。

 

大腸がんが日本人に増えてきたのも、
高脂肪、低食物繊維の欧米型の食事になったことが深く影響していることが明らかになっています。

 

脂肪の摂取量の多い国ほど、大腸がんの発生率が高くなっています

 

逆に、菜食主義者(ベジタリアン)や、赤身の肉の摂取量の少ない国や地域では、
大腸がんの発生率が低いと報告されています。

 

動物性脂肪には、ガンの発生をうながすリスクがあるからです。

 

動物性脂肪をとると、ガンが発生しやすい!?

 

動物性脂肪をとると、ガンが発生しやすいのですか?

はい。
動物性脂肪をたくさんとると、大腸の粘膜が、発がん促進物質(二次胆汁酸)にさらされるので、
大腸がんになる確立が高くなる
と考えられています。

 

発がん促進物質(二次胆汁酸)は、動物性脂肪やコレステロールをとると増えてしまいます。

 

大腸がんが多い米国人の便に含まれる胆汁酸の量は、
日本人の約3倍
とも言われています

 

食物繊維と大腸がんの関係

食物繊維をたくさん取る人は、大腸がんになりにくいと聞いたのですが?

その通りです。
疫学調査では、1日31 g以上食物繊維をとっている人は、
11 g以下しかとっていない人にくらべて
大腸がんの発生率が半分以下になる
報告されています。

 

日本人の食物繊維の摂取量は、
1951年(昭和26年)には22.72 gだったのが、
2003年(平成15年)には14.2gと、大きく減っています。

 

なかでも40才以下の摂取量が少なく、
20代では12.4gにまで下がっています。

 

食物繊維と大腸がんとの因果関係はまだ研究中ですが、
腸の健康のためには、食物繊維をきちんと摂った方が良いようです。

 

大腸がんになりにくくするためには、日々の食生活を改善することが大切です。

 

特に、欧米型の食生活を改善するだけで、
大腸がんのリスクは、かなり低くなります。

 

大腸がんリスクを減らす食事

 

動物性脂肪やコレステロールをとりすぎない!

 

動物性脂肪が体内で分解・吸収されるためには胆汁酸が必要ですが、
胆汁酸には、発がんを促す作用があります。

 

一般に、脂肪を過剰にとる人には、大腸がんだけではなく、乳がんも多いと言われます。

 

また、胆汁酸の材料になるのがコレステロールで、
コレステロールの多い食品を食べすぎても、胆汁酸は増えます。

 

豚肉や牛肉を食べる場合は、1日80グラム以内にするように勧められています。

 

青魚は積極的に食べる方が良いと言われていますが、良質の植物オイルをとるようにしたほうが良いでしょう

 

いわし、あじ、さんま、さばなど、青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸(EPAやDHA)は、
がんの発生を抑える作用があると言われています。

 

EPAやDHAは、ガンだけではなく、高血圧や動脈硬化など生活習慣病全般の予防に効果があると言われています。

 

注意したいのは、ラードなどの動物性の油です。

 

不飽和脂肪酸は、ラードなどの動物性油脂にも含まれますが、こちらは発がん促進作用があると言われています。

 

植物油(オリーブオイルやごま油、なたね油)にも同じように、ガンの発生を抑える作用があります。

 

魚だけではなく
できれば、良質の植物油を摂取されることをおすすめします。

 

食物繊維が豊富な和食を食べましょう

 

食物繊維をとると、便通がよくなるので、
大腸の粘膜が発がん物質にさらされる時間が短くなります。

 

また、食物繊維は善玉の腸内細菌のエサとなって善玉菌をふやすため、
食物繊維をとると、悪玉菌よりも善玉菌が増え、
腸内環境が改善されますので、大腸がんを予防できるといわれています。

 

動物実験でも、食物繊維を与えたグループと与えないグループとでは、与えたグループのほうが大腸がんになりにくい、という結果が出ています。

 

ただ、潰瘍性大腸炎が悪化している場合には、
不溶性食物繊維は腸に刺激を与えますので、
水溶性食物繊維を多めにとるようにしましょう

 

水溶性食物繊維の多く含まれる食品

 

水溶性食物繊維の含まれる食品は、

 

【海藻】
寒天・ひじき・めかぶ・わかめ・もずく・昆布

 

【果物】
キウイ・バナナ・りんご・レモン・かき・もも・いちご

 

【野菜】
アボカド・オクラ・モロヘイヤ・しゅんぎく

 

【豆類】
納豆・きなこなどです。

 

注!

 

潰瘍性大腸炎では、海藻は、要注意食品(消化されずに腸に負担を与える食品)に分類されていますので、
体調を観察しながら食べてください。

 

果物も、酸味のあるキウイやいちご、レモンなどは、
少し刺激が強いですし、
メロンなどは、発酵してお腹にガスが溜まりやすくなったりします。

 

グレープフルーツなどは出血しやすくなりますので、注意が必要です。

 

また、豆類の皮なども、症状の重い時には要注意です。

 

消化がしにくく 要注意とはいわれるのですが、
海藻には、良い成分もたくさん含まれています。

 

実は、海藻のぬるぬるした部分に含まれるアルギン酸には、傷を癒やす治癒効果があります。

 

話は変わりますが、
「キミカのアルギン酸」という商品があるのですが、粉末状のものですと、
パンをしっかり焼き上げたり、
ゼリーを作ったりするのに重宝するのです。

 

カプセル状のものもありまして、
こちらを飲みますと、
大のまとまりが良くなります。

 

自然由来のものですので、
合成のものよりも安心です。
キミカのアルギン酸

 

ちなみに、昆布には、フコダインという成分も含まれています。

 

ガゴメ昆布由来のフコイダンは、NK細胞という免疫細胞を活性化すると報告されています。

 

体内にウイルスや病原体が入り込んだり、異常な細胞が発生した際に、NK細胞はまっさきに攻撃を始めます。

 

さらに、NK細胞は常に体内をパトロールしていますので、異常細胞を見つけ、すぐに攻撃することで、病気の発生や悪化を防いでいるのです。

 

また、フコダインには、抗アレルギー作用や上皮細胞の再生作用があります。

 

フコダインは、あらゆる器官の組織や上皮細胞の再生に作用しますので、
傷ついた粘膜の細胞の修復効果も期待できるようです。

 

ですから、健康効果を期待して、フコダインを継続的に摂取しようと考える人も増えています。

 

フコダインを探す

 

ビタミンをとって善玉菌を増やしましょう

 

ビタミンC は、腸内の善玉菌をふやしてくれるため、
整腸作用があるといわれています。

 

腸の粘膜を強くする働きもありますので、積極的にとるようにしましょう。