潰瘍性大腸炎と青黛(セイタイ)

青黛(セイタイ)が潰瘍性大腸炎に効くって本当!?青黛ってなにからできているの?

潰瘍性大腸炎 漢方

潰瘍性大腸炎に効果があると、
ホームページなどで話題になっている「青黛(セイタイ)」

 

「青黛」って、なにからできているかご存知ですか?

 

 

 

青黛は、「藍」と呼ばれる植物からできています。

 

タデアイ(蓼藍)、アイタデ(藍蓼)っていう別名もありまして、
紀元前より、世界各地で、青色の染料として使われてきました。

 

藍で染めた肌着は、冷え性や汗も、肌荒れなどに効果があると昔から言い伝えられてきましたね。

 

 

防虫効果が高いため、
大切な着物は、虫食い予防のために藍の風呂敷で包んだりと、
藍染めは重宝されてきました。

 

 

実は、藍は、布を染めるだけではなく、さまざまな効能から、
薬として認められてきました。

 

中国や日本に昔から伝わる薬学書には、藍の利用法や効能が細かく書かれています。


 

 

青黛(せいたい)は、色々な植物から作ることができます。

 

●マメ科のキアイ(タイワンコマツナギ)の茎(くき)や葉(は)。
潰瘍性大腸炎 藍
写真はWikipediaより

 

●キツネノマゴ科リュウキュウアイ(琉球藍)の茎や葉。
潰瘍性大腸炎 藍
写真はWikipediaより

 

●タデ科のアイ(蓼藍)の茎や葉。
潰瘍性大腸炎 藍

 

●アブラナ科のターチンおよびタイセイ(大青)の茎や葉。
潰瘍性大腸炎 藍
写真はWikipediaより


青黛(セイタイ)の作り方!

口に入れるものって、
作り方とか原料が気になりますよね。

 

青黛(セイタイ)は、どうやって作られるのでしょうか?

 

 

@まず、タデアイ(蓼藍)などの茎や葉っぱを採集し、
水に2〜3日浸します。

 

A葉っぱが枝から自然と落ちると、枝を引き上げます

 

B藍を、水に溶かします(「藍建て」をします。)

 

(藍を水に溶かし、染め液をつくる方法は現在ではいくつもありますが、
ざっくりと分類分けすると、
伝統的な本来の建て方の「本建て」と、
化学的に染め液をつくる「化学建て」があります。)

 

藍建ての時に、水面にできる藍色の泡を「藍の華」と呼び、
藍色の泡をすくい取って乾燥したものが「青黛(セイタイ)」です。


 

ぜひ知っておきたい!青黛(せいたい)の効果&効能

【青黛の効果・効能】

 

青黛には抗菌作用があり、解熱、消炎、止血、解毒薬として利用されます。

生薬名 植物の部位
効果効能
使用量、使用方法
藍草(あいそう)
蓼藍の全草
月経不順・痔発熱・外傷
5〜10g/日
煎剤・湿布
青黛(せいたい) 藍の華 解毒・消炎・殺菌・止血
1〜2g/日
服用する
藍実(らんじつ) 藍の種 解熱、解毒
3〜10g
水200ccで煮詰め服用
「神農本草経」には、
藍実(らんじつ)は、
体内に入った毒物を解毒することができて、藍実を長いこと服用していると
年をとっても頭の毛が白くならないで、だんだん身の動きが軽くなると書かれています。
藍葉(らんよう) 藍の乾燥葉 虫の刺傷・腫物
民間療法として、生の葉の絞り汁を、
虫刺され、毒による腫れの患部に外用します。
板藍根(ばんらんこん) 体青(たいせい)の根 感冒・咽喉炎・肝炎

3〜6g
中国ではどの家庭にもある常備薬で、

 

消炎、解毒、解熱、止血、抗腫瘍、抗ウイルス、抗菌に効果ありといわれ、外出から帰ったら板藍根の煎じ液でうがいをする習慣があるそうです。