免疫抑制剤は使わない方が良いの?

免疫抑制剤は、使わない方がいいの!?

潰瘍性大腸炎 免疫抑制剤

潰瘍性大腸炎の患者さんを数多く治してきた松本医師は、こう話されています。

「現代の潰瘍性大腸炎の治療も、リウマチの治療と同じく、免疫を抑えることに終始します。

 

このような治療を受け続ける限りはクラススイッチをもたらすヘルパーT2リンパ球の働きや、
自然後天的免疫寛容を起こすサプレッサーT細胞の働きも同時に抑制されるので、
潰瘍性大腸炎もリウマチも、永遠に治らない病気になってしまうのです。

 

過去も現在も、世界中の国々の医療界には免疫抑制剤という妖怪が大手を振って席巻しております」

 

(中略)

 

「潰瘍性大腸炎を治すのは唯ひとつ、免疫を上げることしかありません。

 

病気は免疫を抑えることから生まれるのです。
病気を治すのは免疫を上げることによってしかありません。

 

病気は、免疫を抑えることから生まれる

 

非常に大切な言葉ですね。

 

 

わたしたちの身体には、自然治癒力という、すばらしい力があるのですから、
自然治癒力を少しでも引き出してあげることで
身体が根本から元気に、健康になっていくのではないかな、と感じています。

 

免疫をあげる方法には、様々な方法があります。
免疫アップの記事を読んでみてくださいね。

 

他にも、色々な方法を試されるといいと思います。
あなたに合う方法がきっとあると信じています。

 

(自分は、西洋医学に反対しているわけではありません。
たくさんの選択肢から、あなたに合った方法を選んで欲しいという願いから
このホームページを書いています。)

 

私が実践した方法はこちらです。


潰瘍性大腸炎と免疫抑制剤について

免疫抑制剤には、どんな薬があるのですか?

免疫抑制剤には、イムラン(アザチオプリン)やロイケリン(メルカプトプリン 6-MP)、

 

シクロスポリン(サンディミュン)、タクロリムス(プログラフ)などがあります。

 

ステロイドが効かない場合やステロイドを減量できない時に使います。

 

イムランとロイケリンはどういうお薬ですか?

イムランとロイケリンは同じ系統の薬剤です。

 

イムランは錠剤でロイケリンは粉薬です。ロイケリンの方が使用量を微調整できます。

 

イムランで副作用が出るのにロイケリンで効果が出る場合、またその逆の場合もあります。

 

サンディミュンとプログラフはどういうお薬ですか?

サンディミュンとプログラフは、もともと臓器移植の拒絶反応に対して使用されている薬剤で、免疫反応を抑えることにより強力な炎症抑制作用をもつことがわかりました。

 

サンディミュンは、日本では保険適応ではありません。

 

プロブラフは、同量では、サンディミュンの約100倍の免疫抑制があることが知られています。
プログラフは日本で開発され、臨床試験が行われました。

 

イムランとロイケリンは、即効性がなく、効き目が出るのに2〜3ヶ月かかる場合があると言われていますが、
プロブラフは、イムランと比べ即効性があるので、主にステロイド抵抗例の中等症・重症患者に使用されます。

免疫抑制剤の副作用

イムランの副作用は、

●血液障害・・・血液を作る骨髄の働きを弱くするため、白血球、血小板が少なくなることがある。出血しやすくなったり、貧血が進行したりする

 

●感染症にかかることがある・・・免疫の働きを抑えるため、細菌やウイルスが繁殖しやすくなり感染症を起こすことがあります。

 

●催奇形性・・・妊娠はしないように注意が必要です。(妊娠したい場合は免疫抑制剤は使えません)

 

●ガン・・・動物実験で、免疫抑制剤を使ったことで、リンパ腫、扁平上皮癌が発生した例もあります。

 

また、免疫抑制剤による治療を受けた腎移植患者でリンパ腫の発生率が高い報告があることが知られています。潰瘍性大腸炎やクローン病の患者に対する悪性腫瘍の発生率については、免疫調節剤の影響はないという報告と、免疫調節剤の使用患者でわずかに高いという報告があります。

 

最新の報告例では免疫調節剤を使用していた患者さんで3-4倍リンパ腫の発生する率が高いことも報告されています。

 

●その他・・・臓器不全、膵炎、食欲不振、嘔吐、脱毛、口内炎、舌炎、肝機能障害、などの副作用が知られています。
また、脱毛したという方もいます。

 

また、手術をする場合、手術時の感染症や縫合不全などの確率が非常に高くなりますので、注意が必要です。

 

 

シクロスポリン(サンディミュン)、タクロリムス(プログラフ)の副作用

●催奇形・・妊娠中は使用できません。妊娠したい場合は、免疫抑制剤を使わないようにします。服用中は授乳を控えます。

 

●腎臓の重い症状・・尿が少ない・出ない、尿の濁り・泡立ち、血尿、むくみ、だるい、吐き気、側腹部痛、腰痛、発熱、発疹。

 

●心筋障害・・胸の痛み・圧迫感、息苦しい、疲れやすい、むくみ、体重増加、動悸。

 

●神経系障害・・ふるえ、けいれん、うまく話せない、混乱状態、もうろう状態、意識の乱れ

 

●脳卒中・・片側の手足のまひ・しびれ、口がゆがむ、うまく話せない、めまい・ふらつき、ものが二重に見える、視野が欠ける、意識がうすれる、頭痛

 

●血栓性微小血管障害・・皮下出血(血豆・青あざ)、歯肉出血など出血傾向、疲れやすい、むくみ、尿量減少

 

●重い血液成分の異常・・発熱、喉の痛み、口内炎、だるい、皮下出血(血豆・青あざ)や鼻血・歯肉出血など出血傾向。

 

●イレウス(腸閉塞)・・お腹が張る・膨れる、吐き気、吐く、便秘、腹痛。

 

●重い皮膚・粘膜障害・・発疹、発赤、水ぶくれ、うみ、皮がむける、皮膚の熱感や痛み、かゆみ、唇や口内のただれ、のどの痛み、目の充血、発熱、全身けん怠感。

 

●呼吸困難や間質性肺炎、重い感染症、多毛症、高血圧、歯肉肥厚などがあります。

 

また腎毒性、糖尿病を誘発することもあります。
将来的に白血病やリンパ腫、皮膚がんなどの悪性腫瘍の発現リスクが少し高まる可能性があります。

 

潰瘍性大腸炎とイムラン
潰瘍性大腸炎とロイケイン
潰瘍性大腸炎とプログラフ
潰瘍性大腸炎とサンディミュンもどうぞ。