潰瘍性大腸炎の原因は、アレルギー!?

C潰瘍性大腸炎の原因は、アレルギー!?

小麦 アレルギー

「小麦は食べるな!」という本を読んだことがありますか??

 

この本には、結腸切除と回腸人工肛門を迫られた潰瘍性大腸炎の方が、
小麦抜きの食生活3カ月でほぼ治ってしまった体験が書かれています。

 

 

<『小麦は食べるな!』、p113〜p115から抜粋>

小麦抜き食生活3カ月で「奇跡」が起きた!

 

 これからウェンディの話をします。
 10年以上も前から、ウェンディは潰場性大腸炎と闘っていました。

 

小学校の教師を務めながら、3人の子どもの母親でもある36歳の彼女は、絶え間ない腹痛と下痢、頻繁な出血に見舞われ、輸血が必要なことも何度かありました。

 

苦しい大腸内視鏡検査を何度も受け、症状を抑えるために3種類の処方薬を飲んでいました。

 

薬の一つ、メトトレキサートは非常に毒性が強く、がんの治療や医学的人工流産に使われるものです。

 

潰瘍性大腸炎とは関係のない軽い心臓の動悸を感じたため、彼女はわたしの診察を受けにきました。

 

この症状は問題がないことがわかり、特別な治療は必要ありませんでした。

 

しかし彼女は、潰瘍性大腸炎の薬が効かなくなって、胃腸科専門医から結腸を切除して回腸人工肛門を作るように勧められたと話したのです。

 

これは小腸の回腸部分に人工的な穴を開け、腹部表面に袋をつけて、絶えず出てくる排泄物をそこにためる方法です。

 

 

ウェンディの病歴を聞いた後、わたしは小麦抜き生活を勧めました。

 

 「効果があるかどうかはわかりません。でも結腸切除と回腸人工肛門を迫られているなら、やってみる価値はあると思います」とわたしは言いました。
 「でも、どうしてですか?」とウェンディは尋ねました。

 

 「セリアック(免疫介在性グルテンアレルギーによって引き起こされる病気)の検査をしましたが、主治医に陰性だといわれたんですよ」
 「ええ、知っています。でも失うものは何もないでしょう。4週間やってごらんなさい。効果があるかどうかわかりますから」
 ウェンディは半信半疑でしたが、やってみると言ってくれました。

 

 3ヵ月後、再びわたしの病院を訪れた彼女の腹部に人工肛門の袋は見当たりません。

 

 「どうなさいました?」とわたしは聞きました。
 「実は、まず体重が17キロ落ちたんです」
 彼女は手でお腹のあたりをなでてみせました。

 

 「それから潰瘍性大腸炎がほとんど治りました。腹痛も下痢もありません。薬もアサコールだけになりました

 

(アサコールはアスピリンに似た効果を持つ薬で、潰瘍性大腸炎の治療によく使われます)。
「気分は最高よ」

 

 

それから1年間、ウェンディは細心の注意を払って小麦とグルテンを避けています。

 

アサコールの服用もやめましたが、症状はぶり返していません。治ったのです。そう、完治したのです。

 

下痢、出血、腹痛、貧血、薬、回腸人工肛門、こういったものすべてと縁を切ったのです。

 

ェンディの大腸炎は、セリァック抗体検査では陰性を示したのに小麦グルテン除去が有効だった

 

ーー実際に小麦除去によって治ったーなら、この病気をなんと名づければいいのでしょう。抗体陰性セリアック病? 抗体陰性小麦アレルギー?

 

 ウェンディのような症状をセリアック病といった病気の枠に押し込めようとするのは、非常に危険です。

 

彼女は危うく大腸を失い、それに伴う肉体的な困難に一生苦しまなければならないところでした。

 

そればかりではありません。

 

人工肛門の袋をつければ、非常に、恥ずかしい思いをしたり、不便を感じたりもしたことでしょう。

 

 

ウェンディのような疾患には小麦グルテンの除去が非常に有効ですが、この症状にぴったりの名前はいまのところありません。

 

ウェンディの体験により、小麦アレルギーの世界には解明されていない事実がたくさんあることがわかりました。

 

その多くは致命的ですが、治療はシンプルです。(抜粋終わり)

 

このように、グルテンアレルギー検査では、陰性だったのに、
小麦を断っただけで、潰瘍性大腸炎が治る方もいます。

 

小麦アレルギーには、検査だけでは分からないものもあるのかもしれませんね。

 

潰瘍性大腸炎とアレルギーについて考えさせられる本でした。

 


潰瘍性大腸炎の原因は、アレルギーなのか??

小麦を断ったら潰瘍性大腸炎が完治した例もありましたが、

 

何らかの食べ物の成分を摂ると、大腸にアレルギー反応が起こる人がいるのかもしれません。

 

その反応が極端に大きく出た場合に潰瘍性大腸炎が起こる可能性を否定することはできません。

 

新谷弘実医学博士は、牛乳と潰瘍性大腸炎の関係について指摘されています。

 

【病気にならない生き方】新谷弘美著より引用

 

市販の牛乳が悪いということを、35年前に私に最初に教えてくれたのは、私の親戚の子供たちでした。

 

その子供たちは、2人ともアメリカで生まれ育ったのですが、生後6、7カ月でアトピー性皮膚炎を患いました。

 

子供たちの母親は、かかりつけの小児科医の指示に従っていたのですが、
いくら治療を受けてもアトピーは改善されず、
3〜4歳になったころから、ひどい下痢を起こすようになったのです。

 

そしてついに血便まで出るようになってしまいました。

 

びっくりした母親が私を頼ってきたので、すぐに内視鏡を入れて中を見ると、
その子供は潰瘍性大腸炎の初期でした。

 

すぐ子供たちが普段からよく食べている食物を調べました。
そして、彼らがアトピーを発症した時期が、
医師の指導のもとに授乳を打ち切り、牛乳を与えるようになった時期であったことがわかったのです。

 

子供たちの食事から、すぐに牛乳と乳製品をすべてカットするよう指示しました。

 

すると案の定、血便も下痢も、アトピーすらもピッタリ治まったのです。

 

のちに私の患者さんたちに食歴のアンケートをとるとき、

 

牛乳・乳製品をどれぐらいとっているかという項目を設けたのも、この時の経験があったからでした。

 

(中略)

 

農作物はできるだけ有機栽培で作られたものなど、
化学肥料や農薬を使わずに作られたものを選んで食べるようにしましょう。

 

化学肥料や農薬などは、ごく微量であっても腸に刺激を与え、
免疫異常やアレルギー反応を引き起こすことがあります。

 

また、食肉の場合は、トレーサビリティーといって作られた産地、
使用したエサや抗生物質など薬品の使用履歴などの管理が義務付けられつつあります。

 

インターネットなどで調べることもできますので、できるだけ信頼できるものを選びましょう。

 

もし、ご自分で牛乳が合わないと感じる方がおられたら、
牛乳や乳製品を断って、様子を見てみてください。

 

自分の場合も、乳製品が合いませんでした。

 

それから、刺激がある食べ物にも注意しましょう。
カレーなど、スパイスや香辛料をたくさん使う料理は、腸を刺激してしまいます。

 

同じように、
コーヒーやアルコール、脂っぽいものや冷たいもの、熱いものなども、
場合によっては腸を刺激し、病気を引き起こす原因になることがあります。

 

大切なことは、ご自身の身体と食生活を見直してみて、原因を探ってみることです。

 

「牛乳を飲んだ時に下痢をしやすいな」とか、
「こしょうをかけすぎると調子が悪くなる」など、なんとなく分かってくるはずです。

 

合わないなと思う食べ物を除去すると、
信じられないくらい体調がよくなることもありますよ。

 

試してみてくださいね。